2009年3月17日火曜日
Let it be
ビートルズの話じゃありませんよ。ワイン会の報告。フランスのワインの真髄は”Let it be"にあります。”あるがまま”を貫く。これこそ誇り高い伝統だと思うんです。ひでりが続けば生産者は水を撒きたくなるのは当然。でもフランスでは水は撒けない。法律で禁じられているからです。年毎に変わる気象がワインに反映するからこそヴィンテージに意味がある。それが法律の趣旨です。でもブドウが枯れては生産者はたまりません。どうするか?安いワインを買ってきて畑に撒く。ブルゴーニュであった嘘のような本当の話です。近年は、消費者の好みに合った渋みの少なく果実味に富んだワインを多くの生産者が造る様になりました。いっけん結構なことに思えるかもしれません。でもこれじゃあ村や畑の違いも解らなくなってしまいます。特色のないまるで工業製品のようなワインにどんな魅力があるでしょう。今回のワイン会で味わったアルザスのMARC TENPEは”あるがまま”のワインを造っています。見つけたら是非飲んでください。2・3千円と手頃な価格で食事を楽しめます。
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