海が近く高い建物がないせいだろう。明石の空は広い。駅に降りてこんな
町に住むのもいいなと思った。
魚の棚をさっと見て、お土産の見当をつけて、いざ食堂へ。高速艇乗り場
前の3軒から直感で”港食堂”を選ぶ。旬のたこが美味いのはお約束。は
りいかという見かけない多分、地場のいかが絶品だ。灰色がっかった身の
薄い刺身が見掛けに反して歯ざわりが良い。もしかしたら、冷蔵庫で2・
3日置いたら、もっとうまみが増すのかもしれない。近場のあさりも身が
ほっこり。酒蒸しが酒の肴に最適。酒は神鷹、江井ヶ島酒造。製造中止に
なるまで、ハイボールを作っていたホワイト・オーク・クリスタルの製造
元だ。あれこれ小鉢などを頼む。五人でビール3本、一升ビン、締めて一
人2200円。
遠足だからと目の前の乗り場から岩屋へ。潮風に吹かれて僅か13分で到
着だ。西行も歌を詠んだ絵島という堆積砂岩の小島で磯の香りを嗅いで、
Uターン。
明石生まれのミノさんに教えられた”いづも”で玉子焼きを食べる。一人
前15個で600円。粉より卵が多い生地に大きなたこ。ウスターソース
を刷けで塗り、だしに浸して食べる。量もたっぷり。うまい!もし、刻ん
だ紅しょうががあれば満点だった。残念。
それぞれ、みやげを買って帰路。まずは楽しい大人の遠足だった。
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