近年、もし北朝鮮が日本を侵略してきたらという設定の小説が数多く発表
される。村上龍の”半島を出でよ”をはじめどの作品も、日本の防衛の脆
さを指摘する。いざ事あるときにいかに現在の状況が危ういかを活写し対
策を求める。
”続 存亡”(門田泰明著・徳間文庫)も北の特殊部隊による対馬侵略が
テーマだ。小説としてのできはさておき、数多くのからなるわが国の防衛
の難しさゆえの問題点と、その対策は傾聴に値する。
”長大な海岸線は陸上に基地を有する超高速機や戦車などで隅々まで守り
きれるものではない。””護衛艦に代わるミニ空母を3,4隻建造し、各
空母に垂直離着陸機あるいは短距離離陸・垂直着陸機を15・6機積んで
領海パトロールすれば有効である。”
考えてみれば、幕末、海防論が盛んになり、やがて維新の底流となってい
った。アヘン戦争が攘夷論に火をつけたのだ。平成の国防論は新たな維新
の先駆けなのか?
中国が空母建造に着手し、韓国も検討している。北朝鮮ばかりか極東の海
はにわかに緊張がたかまっている。張子の虎の核兵器よりミニ空母の建造
が急務ではないだろうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿